用途地域 住宅系編

皆様こんにちは!
前回のブログで予告しておりました、『用途地域』についてですが、3回に分けてご説明させて頂きます。

まず用途地域とは何?とおっしゃる方もいると思いますので、簡単にご説明します。

用途地域とは、建築できる建物の種類、用途の制限を定めたルールのこと。
用途地域は大きく分けて、「住宅系」「商業系」「工業系」の3つに分かれ、さらに12種類のエリアに分けられます。

本日ご紹介するのは、住宅系の用途地域になります。

①第1種低層住居専用地域
低層住宅の良好な環境を守る為の地域。高さ制限(高さが10mもしくは12m)がある為、マンションも建てられるが、3階建てくらいまでです。
店舗兼住宅、事務所兼住宅、小・中学校や診療所、店舗や飲食店は建てられないので、買い物や飲食店など日常のちょっとしたお買い物などに不便を感じることも…。
庭や駐車場がとれるゆったりとした敷地の戸建てエリアの街並みで、閑静な住宅地です。



②第2種低層住居専用地域
第1種低層住居専用地域に建築可能なものに加えて、2階建以下の店舗、飲食店、コンビニなどが建てられるので、生活面では便利。


③第1種中高層住居専用地域
中高層住宅の良好な環境を守る為の地域。低層住居専用地域に建てることができる用途に加え、病院や大学、高等学校などが建てられます。飲食店やスーパーマーケットも建てられる。自動車駐車場のコインパーキングも認められている。
商業施設は充実していますが、主にマンションを中心とした中高層住宅地に、集合住宅などがあり、活気のある住宅地になります。


④第2種中高層住居専用地域
第1種中高層住居専用地域に建てることのできる用途に加え、③よりも更に大きな飲食店や各種店舗、事務所などの施設が認められます。ある程度快適な住環境を維持しつつ、利便性が高い施設が建てられる地域です。


⑤第1種住居地域
店舗や事務所は勿論、ホテルやスポーツ施設も建てられます。
基本的には住居主体の地域なので、麻雀屋、パチンコ屋、カラオケ等の建築は原則として禁止されています。


⑥第2種住居地域
大規模な店舗、事務所、ホテルなどが建てられます。加えて、麻雀屋やパチンコ屋、カラオケ等も建てられます。
あくまでも住居の環境を保護するために定める地域なので、より慎重に周辺の環境に配慮して計画する必要があります。


⑦準住居地域
道路の沿道としての地域特性に相応しく、自動車関連施設などの立地と、住宅環境を保護するための地域。
自動車修理工場や小さな映画館や劇場なども認められている地域です。
住居系用途地域の中では、最も許容範囲が広い地域になります。


長くなりましたが、住宅系は以上になります。
次回は商業系の用途地域について書きます!

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